No.
02
Name
Taisuke Nakamuro
Branding Director
Profile
国内外のファッションブランドやスポーツブランドのPRを行う「muroffice」の代表兼ディレクター。
ブランディングディレクターとしてアイウェアブランド「Eyevol」やバッグブランド「MONOLITH」などのディレクションも手掛ける。

muroffice
instagram:@muronakamuro
Nov. 13, 2020

ずっと探してた色

 

「これは困ったことになったぞ。」

 

実生活ではなかなかお耳にかかれない、ドラマや漫画でしか聞かないようなこの言葉。

僕がこのINVENTORYの発起人の一人として、完全に裏方に回ろうと思っていたある日のこと、「ムロももちろん出店するでしょ?」と背後から声をかけられ振り向いた先にいたのが、同じくこのINVENTORYの発起人の一人であり既に出店を決めていた金子恵治さんでした。彼のその真っ直ぐな目を見た瞬間に「これは逃げられない」と悟り、無意識に自分の口から出た言葉がこの

 

「これは困ったことになったぞ。」

 

でした。

 

このお調子者の性格のせいか気がつけば僕は「もちろんじゃないですか」と答えており、そしてINVENTORYへの出店が当然のように決定しました。

 

ブランドをやっているわけでも、お店をやっているわけでもない僕は私物でも出品しない限り何も売るものがないわけですが、かと言って私物から何か売るものもありませんでした。

 

そこで、兼ねてからずっとやりたかった靴下のブランドをこれを機に始めてしまおうということになったわけです。

 

以前から靴下が好きで、特に単色のいろいろな色のリブソックスを偏愛し旅先でも良い色のリブソックスを見つけると買って帰るもんですから自宅の靴下の収納はいろんな色の靴下でパンパンな状態。

 

しかし、ビビッドな色や原色のものは割とどこにでもあるのですが、絶妙な淡めの色のものがなかなか無いんです。そしていつの日からかその絶妙な淡めの色のものを探し求めるようになるわけですが、それが全然見つからない。海外のソックスブランドでは展開が無いわけではないのですが、日本の百貨店やお店でも「需要が無い」という理由からなのか国内では特に見つけることができないんです。

 

なので、僕が作るソックスブランドでは需要は正直無いかもしれませんが僕がずっと探し求めていた「絶妙な淡めの色」の靴下をまずは作ることにしました。ブランド名はいろいろと悩みましたが、「Kleuren(クルールン)」としました。これは僕が幼少期に暮らしていたベルギーで使われるフラマン語で「色」という意味です。

 

そして、商品となる靴下を作ってくれる工場ですが、それは奈良県で探しました。日本一の靴下の産地という前に、奈良県は両親の故郷であり自分のルーツでもあるので自分でソックスブランドを始めたら絶対に奈良の職人さんにお願いしたいと思っていました。と、これだけ語らせて頂きながら・・・

 

大変申し訳無いのですが、製品が間に合わず今日のINVENTORYのオープンのタイミングに出品することができませんでした・・・。

 

11月20日には出品できると思いますので、もしご興味のある方は大変申し訳ありませんがもう少々お待ち頂けたら幸いです。
それまで何回かブログを靴下について書かせて頂こうと思います。

 

最後までこのブログを読んで頂きありがとうございます。
INVENTORY共々、今後とも末永くどうぞよろしくお願い致します。