No.
09
Name
Shinsuke Nakada
Director
Profile
1977年生まれ。
幼少時代から両親の影響でアメリカンライフスタイルの洗礼を受けながら育ち、40年以上ファッションのコトしか考えてこなかった人生。BEAMSのメンズカジュアルのディレクターを本業としておりますが、こちらでは個人活動としてとってもパーソナルで小さな"コダワリ"をご提案できれば、と思います。

instagram:@nakadashinsuke
Feb. 25, 2021

”Pegtop Jean”着用してみました。

連日ブログ上げまくりで誠に申し訳ございません...。   こちらで最後となります! 着用してみましたのでご確認ください! ナカダ 身長165cm、今のところ普通体型ですw。 サイズ29inchを着用しております。 実質31.5インチくらいあるようなイメージでいていただければと思います。(洗うと31インチになるくらいですかね。)           以下、チビのスタイリングで恐縮ですが、ご覧ください!         インして穿くのも好きになりそうです!         ブルーのB.Dシャツにとにかく合います。   こちらはKaptain SunshineのB.D。       B.Dもインしてしまいましたw。 本当に気に入ってしまいました…w。             ポケットの大きさが気に入っており、バックスタイル多めです…。       いちばん最初はリジットからパリッとノリが効いたシワ感を楽しみたいと思います!         最後はScye Basics × l'echoppe × Eureka さんの復刻スウェットに合わせて。 やはり同じブランド同士、相性が素晴らしいです!         うん、やはり復刻してもらって本当に良かった…涙。   超個人的別注ブログ、これにて終了になります! 毎日ブログにお付き合い頂き本当にありがとうございました!     発売は、2/26 金曜日夕方18時頃、inventoryのサイトにて発売致します。その際にサイズインフォも確認できるようになります。   宜しければ、サイトを覗いて頂ければと思います。         ありがとうございました!     ナカダ                          
Feb. 24, 2021

“Pegtop Jean”撮影してみました。(ミヤハラさん私物画像有り)

 またまた長文にお付き合い頂き本当にありがとうございます!     早速お問い合わせを頂きまして、テンション上がっております...w。     全体が見える画像を少し用意させて頂きました。     宜しければご確認ください!         各ディテールは凄くベーシックです。そこがポイントです。     この股上の深さ、バックスタイルは、穿かずに撮影したときも美しい…。       調子に乗って外で撮影したりして…。         そして今回ミヤハラさんより私物をお借りすることができました!     自然に穿いて、洗濯を重ね、色落ちしていったことによる、主張し過ぎないヒゲやハチノスも見受けられます。     このナチュラルな色落ちも好きなポイントです!           大事に扱ってきた雰囲気が滲み出ているジーンズですね。     こんな風に歳を重ねたい…。     そんな私物でした!         明日着用画像をこちらにアップしたいと思います!     毎日チマチマと申し訳ございませんが、もう少しお付き合いください…。     宜しくお願い致します!         ナカダ      
Feb. 24, 2021

Scye × The▲HC “Pegtop Jean”

Scyeさんへの愛ブログにお付き合い頂きありがとうございました!     さて、本題。 今回の“愛品”ご説明させて頂きます。     遡ること7年前の2014年、Scye展示会にて打ち出されていた名品 “Pegtop Jean”。   この出会いで僕の苦手意識しかなかったデニム人生は変わりました。   アメカジ好きにとって5ポケットパンツが苦手って致命的ですよねw。   その意識を変えてくれた一品がこのジーンズ。     ディテールはベーシックの極み。 縫製仕様は、かの5ポケットデニムの歴史的名品を年代別に紐解き、基本に忠実に縫製。経年変化をしっかりと楽しむことができる組み立て。     でもバランスが全く違う。。。 股上がめちゃくちゃ深く、膝から下にかけて極端に入ったテーパード。ポケットや帯の誇張したデザインディテール。   ディテールフェチには堪らない表現。     まさに温故知新の考えをパターンで表現した、Scyeさんならではの5ポケットジーンズ。   入りはもちろん「何このバランス?」と思わせる美しいシルエット。   チビで小足のため太いデニムを穿くとバランスが悪く、必ずと言っていいほど裾を引摺ってしまう。。。     “若者のすべて” で、めちゃめちゃ憧れたダメージデニム裾ズリズリでエンジニアブーツを履くあのアイドルのような。   "a little knowledge"で巨人化したあの方が、サーマルスパッツと共に着用していたダメージデニムなどなど、     VINTAGE好きの皆が憧れる男らしい“それ”に憧れを抱きつつも、自分で着用した際にデニムの美しさを見出せなかった僕には、いつも悩みのタネでした...。     その点、このデニムは、 ウエストからワタリにかけてあまり絞らずにストレートにカッティングされたズドンとしたウエスト回り、 膝下から極端に絞ったスソ、 ここまで深くする???と思わせる股上 と、まさに巧みに計算されたバランスで表現できるオーセンティックジーンズでは!!!! と興奮した覚えがあり、 納品が待ち遠しかった記憶があります。     その後もめちゃめちゃ穿き心地の良い、上質なコーデュロイを使用したPegtop Jean発売されもちろん即購入。   僕のワードローブになりました。   そこから5Pocket パンツが大好きになり、様々なモデルを着用しまくり、好きなブランドが沢山増え今に至ります。   別れは突然やってきました...。   やはり日本を代表するデザイナーズブランドであるScyeさん。 新しいデザインを生み出していかなければならない=デニムもアップデイトし続けなければということで、残念ながらこのモデルは数年前にDiscontinuedとなっていたのです。。。     このINVENTORYのサイトのお話を頂き、“復活できるなら絶対にお願いしたいベスト3”に入っていたこの“Pegtop Jean”。     直ぐに宮原さん、日高さんにご相談にあがったのです。 快く「やろうよ!協力するよ!」と二つ返事でお受けいただき、この復活プロジェクトがスタート致しました。       さあ、ここからディテールの説明です。(バイヤー経験しかない私の拙い説明です。プロの方、全然わかってねーなーとなってもお付き合いくださいw)       素材は、米綿とオーストラリア綿をブレンドした、経糸に7番手ムラ糸、緯糸には6番手のストレート糸を使用し、シャトル織機にて織り上げた赤耳セルヴィッチデニム。     ペグトップシルエットでありながら、まるで某XXデニムのようなヴィンテージ風の経年変化を楽しめる素材を使用しているとのことでした。   縫製仕様もかなりのコダワリがあり、     ●縫製糸は、もちろん綿糸を使用。オレンジ、イエロー、ブラックのステッチを使い分け、デニムの色落ち、縮みと同時に縫製糸も退色、縮まることで生まれる捻れや膨らみ、立体感が生まれます。   6番手、20番手、30番手、それぞれ2〜3種類の運針を使い分け(計8〜9種類)、大量生産における効率的な流れ作業から生まれるジーンズの縫製方法を意図的にScye流に取り入れています。   もちろん、力の掛かる部分は太く力強い糸で、繊細な部分は細やかな糸で縫い上げており、当時のデニムの使い方の歴史を紐解き、王道ながらもディフォルメされたデザインが超絶に美しいのがこのデニムの特徴です。     バックヨーク等で採用しているダブルステッチ巾も、通常1/4インチを使用するところ、9/32インチを採用し通常より太くディフォルメしています。1/4インチと使い分け、ディテールフェチとして最終的な仕上げの見え方を予想し作り上げるようにしているとのことでした。     全体的に誇張したディフォルメ感を随所に落とし込んでおり、聞けば聞くほどこのデニムへのこだわりを感じます。   ●ベルトループの取り付け方も、“バンザイループ”を採用。帯周りのステッチを一周する際にまずベルトループを乗せながら縫い合わせ、その後に下に折り込み最後にカンヌキを入れる。年代的にも縫製工程を削ぎ落とす前、拘っていた時代に使われていた手法を採用しています。     ●ベルトの帯の幅も通常より太く、ポケットは大きく、そして通常より下に配置し誇張した見え方を演出しております。     ●ポケットの縫製方法もクラシックな手法を採用。 シングルステッチで、一筆書きのようにコの字型にステッチング。まさにクラシック。左右同じ手順で縫製していた時代のように、ポケットが左右対称になっていない雰囲気も敢えて、そのままに再現しております。       隠しリベットもM.P&C.Oと型が入る、オリジナルで作成したやや大きめのカッパー(銅)素材のブチ抜きリベット採用。表側に見えない内カンヌキもしっかりと入っております。 VINTAGE JEANSの縫製仕様を再現。見た目だけではない男の拘りが満載です。     裏返した際の裏側もうっとりするほど美しい…。   ここまで記載するだけでヘトヘト。でもやはりリベット等付属品のサイズや、各パーツの巾やサイズ感、細かいところに向き合い、リスクを張りながら勝負するScyeさんの姿勢に話を伺えば伺うほど、愛が深まっていくのでした。。。   ここで私のちょっとしたワガママを。。。w Standard Supply、Pro Clubと、私の “勝手にアイコン” がまだ入っていない。。。 そう、丈夫なアウトドアロープである “Paracord” をどこかに付けられないかを最後にご相談! 宮原さん即答で、 「ベルトを通したときのピンループにしたら?」と。 スラックス等に用いられる、ベルトのバックル位置を固定させる“ピンループ”。 それをジーンズに付ける発想たるや! 喰い気味の即答で、 “それで行きましょう!” とw。           ファッションには“とんち”が必要だと思っている私。最高の “僕好みジーンズ” が出来上がったと思います! きっと同じ悩みを抱えている方も多いはず!   今回のコラボレーション。ここに完結!!!     マーケットインではないプロダクトアウトの境地。価格度外視の物作りが、人の心を動かすのだと思います。   宮原さんがニコニコと1つ1つのディテールを細かく話している姿が、今回とっても印象的で、リクエストさせていただいて本当に良かったと勝手に満足しております。     初期モデルを穿いて商談してくれました! メチャクチャ雰囲気出てます。     価格は、 ¥27,000–(税抜き)   サイズは2サイズ展開となります。 ・29INCH表記(通常の31インチくらいあります。) ・30INCH表記(通常の33インチくらいあります。)   個人活動のため、あまり多く本数を作ることが出来ておりませんが、同じようなイメージをデニムに感じている方に穿いて頂き、このバランスの楽しさを感じてもらえればと思います。   発売日は2/26 金曜日、夕方頃を予定しております(準備が整えば…)。   次回ブログではスタイリングをご紹介したいと思います!     長々とお付き合い頂き本当にありがとうございます!   ナカダ     
Feb. 23, 2021

Profile No.3 ミヤハラヒデアキ (Scye)

尊敬するデザイナー:

Masterpiece and Co.

 "Scye" "Scye basics"   Pattern Cutter Hideaki Miyahara Designer Hisayo Hidaka    定番品を再解釈する天才タッグ。  

洋服におけるパターンメイキングの重要性、パターンの発展性を模索、挑戦し、その面白さをアパレルで表現する伝道師。

   

奇想天外(もちろん素晴らしいという意)な切り替え、カッティングで僕をいつも魅了してくれる人。(宮原さん)。

 

いつも無邪気な笑顔で新しく開発したデザインを熱心に教えてくれます。

  物腰柔らかく、寡黙。でも語らずとも物で唯一無二な個性、表現したいことをストレートに表現できると思う数少ないデザイナー(日高さん)。  

とにかく職人肌で、いつも最良のデザインとパターンの相性を追求、模索している本当に尊敬できる人たちです。

 

展示会に行くと、いつも最新の素材、切り替えのテクニック、ギミックの説明など、惜しみなく説明してくれます。

  それが毎回楽しみで、展示会になかなかいけない立場となった今も必ず足が向かってしまう自分がいますw。       出会いは、正社員登用試験に合格し、新入社員研修でのドサ周り。   旗艦店はもちろんのこと、テナント複合店、クロージング、デザイナーズを扱う店舗など、様々な店舗で研修をさせていただけるのですが、 そこで今は無きコダワリの詰まりきった究極のセレクト店 “BE” で見た、 “アストライドパンツ” がきっかけでこのブランドに出会いました。   フロントからの外観は通常の軍チノ。でも何か違う。。。 バックを見るとまさかのカッティング!     臀部の中央に切り替えがない!!尻の丸みをまさか股下からワタリにかけて切り替えたパターンによってデザインされたチノパン。     言葉では表現できないなんとも言えないデザインに即座に魅了され、その場でレジに持ち込んだのを憶えています。   オーセンティックなアイテムを扱うレーベルに属していたからでしょうか、その衝撃は今も忘れることができません。     そこから密かなファンになり、ちょこちょこと購入しては新しい発見に胸躍らされ、いつの間にか自分の大好きなブランドとなっておりました。   カジュアルのバイイングを任されたとき、まさか自分が“Scye”を買い付けをできるなんて…と密かに熱い想いが込み上げたのを憶えておりますw。   自分が買い付けを行い始めたある日、一本のデニムに出会います。     それはそれは自分の中で求めていた、 “BasicだけどBasicじゃない” を表現した衝撃のデニムでした。。。     そうです。予想できていると思いますが、そのデニムについて、第3弾のプロジェクトを始動させていただいたのです。       Scye officeのパターン室にあるワシリーチェアに腰掛け、一つ一つ細かいディテール、このモデルのコンセプトを説明頂く贅沢。。。 完成されたアメリカンユニフォームのデザインにヨーロッパの伝統的な技術。そしてそこに様々なストーリーを紐解き、再構築し日本の職人技を融合させた現代の妙技。   次回ブログにてお伝えしたいと思います。                     ナカダ